「~に」を表す「at」「on」「in」の違い(使い分け)
「at」「on」「in」はどう使い分けるのか?
時を表す英語表現で「~に」の意味を持つ前置詞「at」「on」「in」ですが、どう使い分ければいいのか迷ったことはありませんか?または、なんとなくの感覚でその違いを理解せずに使っていませんか?
その使い分けをマスターするために、それぞれの前置詞が意味する「~に」を確認していきたいと思います。
「at」は「点」が意識される
前置詞「at」が意味する「~に」は、「点」が意識されるときに使われます。
時刻
- at 11:00(11時に)
- at noon(正午に)
- at midnight(午前0時に)
時間
- at the moment、at present(現在)
- at that time(その時)
- at dinner time(夕食時)
年中行事
- at Christmas(クリスマスに)
- at Easter(イースターに)
「on」は「日」が意識される
「on」は、「日」が意識されるときに使われます。
- on Sunday(日曜日に)
- on Sunday morning(日曜日の朝に)
- on August 10(8月10日に)
- on the following evening(次の日の夕方に)
「in」は「時間の幅」が意識される
最後の「in」は、「時間の幅」があるような場合に使われる表現です。
1日の中の時間の幅
- in the morning(午前中に)
- in the evening(夕方に)
「週」「月」「季節」「年」の時間の幅
- in this week(今週)
- in January(1月に)
- in summer(夏に)
- in 2020(2020年に)
(まとめ)「at」「on」「in」の使い分け
ここまでの説明で「at」→「on」→「in」の順に意識される幅が長くなっていることが分かると思います。
「点(at)」から「短い時間幅(on)」、そして「長い時間幅(in)」へ。それが「at」「on」「in」という英語表現で意識される時間の幅の違いになります。
普段からその違いに注意してみると、自然な英語が身に付くと思います。