東大式英語勉強法《独学英会話》

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英語を話せるようになるための10のコツ

どうすれば英語を話せるようになるのか?

私たちには、1日たった3分の勉強で英語力を身につけるような魔法はありません。しかし、短期間で英語を話せるようになるためのコツはあります。

今日は、英語を話す能力を向上させるのに役立つヒントをいくつか紹介します。

 

英語を話せるようになるための10のコツ

1.英語は日本語とは違う言語であることを受け入れる

私たちが、学校で英語の文法を勉強しているといわゆる典型的なパターンを見つけることがありますが、実は、これにはあまり意味がありません。

なぜならば、英語には原則と同じくらい多くの例外があるからです。

私たち日本人は、文法上のすべての理由を見つけて、英語を正しく話す方法を学ぶことに集中しがちですが、これが英語を話せることから私達を遠ざけています。

英語には原則では説明できない変な例外もたくさんあるので、理屈を考えすぎずに覚えて進む方が得策です。

2.学生の英語からできるだけ早く卒業する

まず、中学・高校・大学で学んできた、文法中心の学問である偽の「英語」から早く卒業して、別の「英語」に対する正しい姿勢を持つ必要があります。

「英語を勉強している人」からできるだけ早く卒業し、「英語を話す人」に脱皮する。それは、日本人的な慣習を抜け出すことを意味するため、大きな困難を伴いますが、それをすることで大きな発展につながります。

そして、それは、自分自身が物事を英語で考え始める必要があることを意味します。たとえば、英語で何かを言いたい場合、英語を「勉強」する人は、日本語のそれを考えてから、正しい英語を考えます。

しかし、「英語を話す人」は、それのイメージを想像して、英語の単語を考えます。私達が会話を翻訳することを止めることができれば、「英語を話す」ことに近づくことができます。

3.文法をあまり勉強しない

英語を離せるようになることは、英語の文法を知ることと同じではありません。「流暢に話す」というのは、「コミュニケーションできる」と同義語です。

だからこそ文法の教科書に時間をかけ過ぎないことが重要になります。ある程度の文法を知っているのであれば、現実世界で使われる文章でリーディング、リスニング、スピーキングのスキルを試してみることがより重要になってきます。

4.英語を楽しむ

「学生の英語から卒業する」ことは、同時に「英語を楽しむ」ことへの発達を意味します。もし、今やっている英語の勉強が苦しかったり、めんどくさかったりするならば、すぐに見直した方がいいでしょう。

苦しんでめんどくさいことを続けても、大きな成果を得ることはできません。「楽しくていつまでも続けられる」やり方でなければ、英語の勉強で成功を得ることは難しいでしょう。

5.できるだけたくさん英語に触れてみる

1週間に数日、数時間英語を勉強するだけでは、英語を話せるようになるには十分ではありません。英語をすばやく向上させる最善の方法は、数分でもいいので毎日英語に触れることです。

毎日少しでもいいので、英語を聞いたり、読んだり、さらには自分自身を説明することに挑戦したりしてください。英語を離せるようになりたいのであれば、それを自分の日常生活の一部にする必要があります。

 

6.積極的に英語をリスニングする

私達は、母国語である日本語話者に耳を傾けると、言葉の意味を理解することに集中します。

決して文法を理解しようとはしていません。

これは単純ですが、重要なポイントです。私たちは、「聞く」ということを見つめなおさなくてはいけません。相手が話し始めたら、その文章が疑問形なのか否定形なのかは問題ではありません。「何を伝えようとしているのか?」だけが重要な問題なのです。

言葉の意味だけでなく、単語の使われ方や話し方のクセのバリエーションなどまで注意深くアクティブに聞くことで、相手が伝えたいことを理解できる、本当に使える英語が身についてきます。

7.英語は使わなければ忘れてしまう、だから使う

言語の能力は、使わなければ忘れてしまいます。それが、大人になってから後天的に覚えた言語であればなおさらです。

この考え方を逆にとらえると、新しい英語の単語を覚えていくのに役立ちます。新しい単語を覚える最も良い方法は、すぐにそれを使って記憶に残すことです。新しい単語を学んだときは、すぐ次の週に何回かその単語を使ってみてください。自分で使った単語はなかなか忘れないものです。

8.分離学習よりも複合学習を

英語を離せるようになることは、私達の思考、感情、アイデアを自由に表現できるということを意味します。

私達の目標は、相手に伝わる英語を話すことです。だから、単語や文法をそれぞれに覚えたところで、「相手に伝える=英語を話せる」ことにはなりません。

だから、英語はできるだけ「読む」「聞く」「話す」「覚える」「伝える」が複合的に関係するような勉強をしていく必要があります。端的に言えば、ネイティブと会話をする機会をどんどん増やしていくことが必要になります。

9.間違いを恐れない

間違ったことを言うのを恐れるということは、私達が話すことをやめてしまうということと同じことです。

間違っていると思っても、とにかく話し続けてください。たとえ間違っていても、ほとんどのネイティブは、私達が言うことを理解するでしょう。

話すことが多くなればなるほど、自分が表現したい言葉が自然に心に浮かんでくるようになります。

10.誰からでも学ぶ

教科書や教師から英語を習得する必要はありません。英語を話す人は誰でも練習相手になります。

もし、誰かが私達に日本語で何かを発音するように頼んできたら、どのように感じるでしょうかか?

怒りますか?そんなことはありませんよね。むしろ教えてあげたくなりますよね。

同じようにほとんどの英語話者が私達を手伝ってくれ、おそらく助けてくれるでしょうね。

友人か同僚かを問わず英語を話す人がいる場合は、その人を活用して学ぶ機会を得てください。

 

では、具体的には何をすればいいのか?

英語を話すための10のコツを学びましたが、「具体的には何をすればいいのか?」という疑問にぶつかります。

結論から言えば、高校卒業程度の英文法を学んでいるのであれば、とにかく「人と話す」ことに力を入れるべきです。

「人と話す」という行為には、「聞く」「考える」「イメージする」「話す」という言語を身につけるのに必要な要素が全て含まれているからです。

「10のコツ」で言いたいことも、結論としては全てここに行き着きます。

どうやって英語を話す機会を手に入れるか?

それでは、日本に住む私達が英語を話す機会を手に入れるにはどのような方法があるのでしょうか?

考えられるのは、次のような方法です。

  1. 海外に留学する
  2. 英会話教室に通う
  3. ネイティブの友達を作る
  4. オンライン英会話を利用する

時間とお金があるのであれば、ぜひ1.の留学をオススメします。これが一番確実ですし、100%英語の環境に身を置くことができます。

留学ができない場合、英会話教室に通うことが次の選択肢になってきますが、この方法が、実は、一番中途半端で、途中でやめてしまうリスクが高く、しかも費用も高くなります。自分の都合と教室の都合が合わなければ通えないからです。しかも、教室にいる少ない講師とウマが合わなければやめるしかありません。

3.の「ネイティブの友達を作る」は、無料でできるオススメの方法です。世界中の人と繋がれる「InterPals(インターパルズ)」なんかは、ネイティブの友達を作るのに最適なサイトです。ただ、費用はかからない分、友達は先生ではないため、手取り足取り英会話を教えてくれるわけではないことや、相手にも日本語を教えてあげるパターンが多いことなどがデメリットとしてはあります。

最後のオンライン英会話は、経済的で継続もしやすいのでオススメの方法です。今は、通信技術の進歩で世界中といつでも繋がることができるため、オンライン英会話サービスはかなり使いやすくなっています。

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