東大式英語勉強法《独学英会話》

東大出身者によるオンライン英会話の比較、ランキング作成や英語勉強法の評価

オンライン英会話はなぜ劇的な効果があるのか?4つの理由

日本の英語教育に足りないもの

英語のリスニングやリーディング、ディクテーションなどのトレーニングは、それぞれ英語の基礎を身につける上でとても有効な方法です。

でもそれら個別のトレーニングは、野球の練習で言えば「素振り」に近いものであり、それだけでピッチャーが投げる球を打つことはできません。

しかし、日本の英語教育は素振りを終えた段階で、つまり、実際に「外国人と英会話する」という一番大切な部分の経験を全くしないまま卒業してしまいます。

日本の高等教育を卒業したほとんどの人が、リアルな英会話を経験しないまま社会人になっているというのが実態です。

Skypeスカイプ)の登場

しかし、近年、Skypeの登場により英会話を学ぶ環境は激変しました。それまで海外の人と通信するためには1分何百円という費用がかかっていたものが、無料で通信できるようになりました。

しかも、音声だけではなく、映像も同時に通信が可能になったのです。

これにより、私達日本人のように、どこの国とも国境を接していないような島国であっても、全世界の人々と無料で繋がることができるようになりました。

今では、ほとんどのオンライン英会話教室スカイプを使ったオンラインレッスンを提供しています。

 

なぜオンライン英会話レッスンは劇的な効果をもたらすのか?

1.実際に「外国人との英会話」を体験できる

そもそも英語は、外国人とコミュニケーションを取るために勉強しているはずです。しかし、日本においては、英語という教科が高校受験や大学受験の科目として重要視されているため、「試験に合格する」ことが目的になってしまっています。

それが原因で、「外国人と英会話する」という経験をしないまま社会人になっている人の割合が高くなってしまっています。そのため、実は「語彙力」や「文章読解能力」などが優れていても、「経験」が欠如していることで、外国人とコミュニケーションを取れない日本人が結構多いのです。

オンライン英会話での外国人講師との英会話は、私たち日本人に一番欠けている経験を埋めてくれる最適な選択肢であり、その少しの経験は私たちの英語力を劇的に変化させる効果をもたらします。

2.料金が安いためたくさんのレッスンが受けられる

オンライン英会話サービスは、講師の拠点が海外になっていて、人件費や教室維持費などの費用が抑えられるため、通学型の英会話教室に比べて料金が大幅に安くなっています。

たとえば、通学型の英会話教室の大手であるAEON(イーオン)は、まず入会金として32,400円が最初にかかります。また、週1回50分のレッスンで年額133,056円とシステム管理費として月額864円の費用が必要になります。これをオンライン英会話のレッスン単位である25分に置き換えるとレッスン単価は1,379円になります。これに、さらに教材費が別途必要になります。

これに比べて、大手オンライン英会話サービスのDMM英会話は、入会金や教材費は無料で1レッスン25分当たり150円から、レアジョブ英会話も同じく、入会金や教材費は無料で1レッスン25分当たり139円から利用が可能です。

オンライン英会話サービスは、通学型英会話教室に比べて、およそ1/10の費用で受講できることに加えて、教室までの通学時間が不要であったり、自分の都合でいつでもレッスンを受けられるなどのメリットがあります。

そのため、「とにかく多くの外国人との英会話を経験する」という日本人に一番必要なトレーニングを行うことが可能になり、短期間で大きな成果を上げている人が多いのが特徴です。

※上記の費用はいずれも税込み

3.教室に通う必要がなく、自分の都合でレッスンが受けられる

2.でも少し触れましたが、オンライン英会話はレッスンを受けられる時間が非常に長く取られています。

DMM英会話は毎日24時間いつでも、レアジョブ英会話は毎日早朝6時から深夜1時までいつでも受講することが可能です。

さらに、直前まで予約が可能で、DMM英会話は15分前まで、レアジョブ英会話は5分前まで予約ができます。ですから、手元にスマホがある状態であれば「あっ、今から英会話受けよう」みたいなことが可能なのです。 

4.オンライン英会話は「総合的英語学習」である

「人と話す」という行為には、「聞く」「考える」「イメージする」「話す」という言語を身につけるのに必要な要素が全て含まれています。

オンライン英会話では、外国人の講師に質問されたことに対して英語で考え、イメージし、話すということを繰り返します。逆に、自分から会話をするときも同じです。

これまでやってきたリスニングやリーディング、スピーキングなどのトレーニング経験を総動員し、講師と会話をします。そのことで、英会話能力が日々向上していくことを感じることができるのです。