映画で英語を勉強する4つのコツと効果が出る映画7選
映画で英語を勉強する
英会話のレッスンや読書に飽きたら、映画で英語を勉強するのがオススメです。
今日は映画で英語を学ぶ上でのコツをいくつかお話して、英語の勉強に最適な映画を9つご紹介します。
言葉以外を学ぶことの重要性
英語では、私たちの表現のうち30%が言葉で表現されていると言われています。では、残りの70%は何なのでしょうか?
それは、その人の表情や声の調子などの非言語的なコミュニケーションなのです。
映画で俳優が表現しているのを観察することで、新しい言葉を学ぶことができるだけでなく、彼らがどのように表現しているかを理解できるようになります。
これは、リーディングやリスニング、スピーキングなどそれぞれ独立したトレーニングでは得ることができない経験です。
映画の「どのような場面で」「どのような表情で」「どのようなトーンで」その言葉を使っているのかを総合的に学ぶことは、英語の能力向上にとても役立ちます。
映画で英語を学ぶ4つのコツ
- まず、面白い映画を選んでください。単純ですが、これが一番重要なポイントです。人は、興味があるものはすぐに覚えることができますし、何より、楽しいものは長続きするものです。
- 自分の英語レベルに合った映画を選んでください。 たとえば、英語の初心者の方は、アニメで英語を学ぶことをおすすめします。英語がとても親しみやすく、簡単で分かりやすいからです。
- 初めて映画を見るときは、英語字幕をオンにする。もし、それでもストーリーが分からなければ、日本語字幕からスタートしても大丈夫です。その後、字幕をオフにしてみてください。そして、字幕なしで何回も繰り返し映画を楽しんでください。
- 分からない単語が出てきてもそのまま見続けてください。一つ一つの単語に立ち止まっていると、映画のストーリーが分からなくなって、大前提の「楽しむ」ことができません。
英語の勉強に最適な映画7選
1.となりのトトロ(英語版:My Neighbor Totoro)
誰もが知るあの「となりのトトロ」の英語版。英語名は「My Neighbor Totoro」。
登場人物が小学生であることや、ストーリー自体があまりにも有名なため、初心者の方でも無理なくついていけますのでおススメです。
2.魔女の宅急便(英語版:Kiki's Delivery Service)
こちらも、皆さまご存じジブリの「魔女の宅急便」の英語版です。英語名は「Kiki's Delivery Service」になっています。
ストーリーは皆さんご存知の通りだと思いますので省略しますが、英語の発音スピードや明瞭さ、そして何よりストーリーが何度見ても面白い点がおススメのポイントです。
3.ファインディング・ニモ
美しい海の中での、小さな魚たちの大冒険。
心配性なカクレクマノミのマーリンは、一人息子のニモを探しに危険な大海原へと飛び出します。忘れっぽいけど陽気なドリーを連れて、ニモを救出する旅の結末は・・・。
4.ハリー・ポッターシリーズ
1990年代のイギリスを舞台に、主人公である魔法使いの少年ハリー・ポッターの学校生活を中心に描かれ、ハリーの両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの戦いを描いた壮大なストーリー。
5.スターウォーズシリーズ
1977年から続くスターウォーズシリーズ。第1作から最新作までコンプリートできれば、リスニング能力が格段にアップすること間違いなしです。
6.タイタニック
豪華客船タイタニック号の中で繰り広げられる愛とその愛が沈没により終わってしまう儚さを描いた超大作。繰り返し見ても飽きない面白さがおすすめポイントです。
7.いまを生きる
ロビン・ウィリアムス主演の青春映画です。とにかく泣ける映画で、英語の勉強とか関係なしに絶対に見ていただきたい作品です。「O Captain! My Captain!」このフレーズを聞くだけで胸が熱くなるのは私だけではないでしょう。本当にオススメの映画です。
「IBCオーディオブックス」を実際に使ってみた感想と効果
IBCオーディオブックスとは?
今日は、「IBCオーディオブックス」という英語のリスニング教材のご紹介です。
IBCオーディオブックスは、簡単な英語で書かれた物語(ストーリー)を聴くことで、楽しみながら英語のリスニング能力を向上させることを目的にした本です。
ストーリーのテキストとCDがセットになって販売されています。
レベルは1から5までの5段階準備されていて、それぞれのレベルで使用されている語彙数が違います。
レベル1:約1,000語(中学校で学習する単語)
レベル2:約1,300語(レベル1の単語+使用頻度の高い単語約300語)
レベル3:約1,600語(レベル1の単語+使用頻度の高い単語約600語)
レベル4:約2,000語(レベル1の単語+使用頻度の高い単語約1,000語)
レベル5:語彙制限なし
IBCオーディオブックスの内容
レベル2くらいまでは、一度は読んだことがあるような物語のレパートリーが準備されています。
たとえば、レベル1では「走れメロス」や「日本昔話」、レベル2では「ローマの休日」や「ロミオとジュリエット」などがあり、僕もこの4つの本を買って実際に使ってみましたので、その感想と効果を書いてみたいと思います。
IBCオーディオブックスを使ってみた感想
「走れメロス」(レベル1)
言わずと知れた太宰治の「走れメロス」です。原作をちゃんと読んだことがないので、どのくらい原作に忠実に訳されているのか分からないのですが、とてもおもしろくてすごくオススメです。
テキストの読み上げスピードもゆっくり目で、英語のリスニングが大の苦手な僕でも、何回か聞いているうちにほとんどの単語はテキストを見なくても聞き取れました。
「大体こんなストーリーだったな」という予備知識があるので、聞いたことのない英語表現や英単語が出てきても、話の大筋は理解できます。
何よりストーリー自体がおもしろいため、繰り返し聞くことも苦痛ではないところが最大の魅力です。
そして、ストーリー全体が1枚のCDに収まる文量になっていますので、CDの入れ替えをせずに無限リピートが可能です。
僕は、通勤の車の中で何度も何度も繰り返し聞きました。
本当にオススメの1冊(1枚)です。
「日本昔話」(レベル1)
桃太郎や金太郎、浦島太郎などおなじみの日本昔話の英語版になります。いくつものショートストーリーが1冊のテキストと2枚のCDに収められています。
一度は見聞きしたことのある物語ばかりなので、非常に取っつきやすいと思います。使われている単語や読み上げスピードも英語初心者に合わせてあるので、英語の長文やリスニングが苦手な方が始めに取りかかるには最適な教材だと思います。
ただ一つ、僕がデメリットとして感じたのは、いくつもの短いストーリーがCDに入っているので、車などで聞き流しをしていると次から次へと違う物語を聞くことになります。そうすると、1つの物語を自分の中で消化できないうちに次の物語を聞かなくてはいけないので、何となくモヤモヤ感が出ちゃうと感じました。(1物語=1トラックになっていないため、1物語のみのリピートが難しいのです。)
「ローマの休日」(レベル2)
こちらも映画で有名なので、題名は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
ローマの休日はストーリーがとても面白いため、英語なのに自然とストーリーに引き込まれていく感覚になりました。
使っている単語もレベル1からそんなには変わっていませんが、読み上げスピードが少しだけ速くなっているので、レベル1をいくつか終えてからチャレンジするとちょうどいいと思います。
また、CDも1枚に収まっているため、繰り返しの聞き流しにも最適です。
僕の中ではかなりオススメの1冊です。
レベル1で「走れメロス」、レベル2で「ローマの休日」に進むのが僕のオススメのステップアップです。
「ロミオとジュリエット」(レベル2)
あの有名なロミオとジュリエットの英語版です。
結論から言うと、この物語は登場人物が多くて、人の名前が次々に出てくるため、レベルの割にとても難しく、全くオススメできません。
買わない方がいいと思いますよ。
IBCオーディオブックスの効果的な使い方
効果的な使い方としては、まずテキストを見ずに数回繰り返して聞いた後、テキストを見て、分からない単語やフレーズの意味を確認します。
その後、またテキストを見ずに数回程度繰り返すと、テキストを見ないで聞いていた時に聞き取れなかった箇所が聞こえるようになり、単語やフレーズも記憶に定着してきますのでおススメです。
IBCオーディオブックスの効果
僕が実際に使って感じたのは、この英語教材は、「まとまった英文を聞いて脳で理解する」という能力がすごく鍛えられると思います。
そして、英語のリスニング能力(耳)もかなり向上したと感じています。
今まで色々な教材を使ってきましたが、リスニングに関してはこの「IBCオーディオブックス」が一番良かったと思います。
リスニングでお悩みの方は、まずレベル1から始めてみてください。
「ネイティブ英会話フレーズ集3240」を使ってみた感想と効果
「ネイティブ英会話フレーズ集3240」とは?
今日は、インプット系の英会話フレーズ集「ネイティブ英会話フレーズ集3240」を実際に使ってみた感想と効果についてお話ししたいと思います。
「ネイティブ英会話フレーズ集3240」は、佐々木隆さんが監修を行っている英会話教材で、西東社から出版されています。
「ネイティブがよく使うフレーズで、普段の生活の中で本当に言いたかったことを表現する」ことをコンセプトにしており、掲載されている3240のフレーズもネイティブがよく使うとされているフレーズになっています。
「ネイティブ英会話フレーズ集3240」の内容
「ネイティブ英会話フレーズ集3240」は、5つのパートに分かれていて、目次は下の写真のようになっています。
また、日本語と英語のフレーズが入ったCDが4枚入っていますので、聞くだけでも学習できるようになっています。
実際のフレーズと、CD音源のサンプルを下に掲載していますので、一度確認してみてください。
「ネイティブ英会話フレーズ集3240」を実際に使ってみた感想と効果
上に掲載した動画を見ていただき、流れているフレーズの音源を聞いていただければ皆さん感じるのではないかと思うのですが、フレーズの読み上げスピードが速すぎて、僕には全く付いていけませんでした。
このCDの読み上げスピードで、どのように使えばいいのか僕にはあまり理解ができませんでした。
かなり上級者の方であれば、日本語→英語の英作文スピードも速いでしょうから、効果があるのかもしれないのですが、私にとってはこのCDがかなりがっかりでした。
しかし、掲載されているフレーズそのものは、皆さんの評価も高いようなので、ネイティブが使う良質なフレーズなのだとは思います。
僕は、CDのがっかり感をそのまま引きずってしまい、そのままこの教材からは撤退をしてしまいました・・・。
単に忍耐力が足りないだけなのかな・・・(-_-;)
「ワンコイン英会話」を使ってみた感想と効果
「ワンコイン英会話」とは?
今日は、英語の勉強というよりは、海外旅行や海外出張の時にその場しのぎで活用できる英会話教材のご紹介です。
「ワンコイン英会話」は、秀和システムからワンコイン価格(税込500円)で発売されている英会話フレーズ集で、デイビッド・セインさんが作者になっています。
デイビッド・セインさんは、日本で英会話教材を多数発売されていますので、名前を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「ワンコイン英会話」の内容
ワンコイン英会話は、「500円でここまで伝わる」をコンセプトに、「日常生活編」「海外旅行編」「雑談編」「名言編」などが発売されています。
私が実際に買って使ってみたのは「海外旅行編」になります。
1週間ほどの海外出張があったため、「行きの飛行機でとりあえず使えるフレーズを詰め込んでやろう」「500円なら損してもいいか」という軽い気持ちで購入しました(笑)
内容は、海外旅行の様々なシチュエーションで使える非常に短いフレーズがたくさん紹介されています。
右側のページに日本語のフレーズがあり、その裏(左側ページ)に英語のフレーズが載っている形になっていますので、テスト形式でどんどんフレーズを覚えていくことが可能です。
ちなみに、本に掲載されているフレーズのPDFデータと音声データが以下のアドレスにアップされています。
https://www.shuwasystem.co.jp/support/7980html/4718.html
(注:秀和システムさんの公式ホームページですが、ダウンロードは自己責任でお願いします。)
「ワンコイン英会話」を実際に使った感想と効果
私が気に入ったのは、とにかく1フレーズが短いという点です。学生時代に習った英語で英会話をしようとすると、「主語は?」「時制は?」「丁寧語にするには?」などと色々なことを考えてしまうものですが、この本になっているフレーズは「とにかく伝える」ために必要最小限の単語(フレーズ)を使っています。
そのため、まずは英語を使ってみることで英語をアウトプットし、実際の英会話を経験する中で英語力を鍛えていくのに向いていると思います。
「基本の78パターンで英会話フレーズ800」を使ってみた感想と効果
「基本の78パターンで英会話フレーズ800」とは?
今日は、インプット系の英会話教材のご紹介です。西東社から出版されている「基本の78パターンで英会話フレーズ800」という本です。
作者は、伊藤太さんとGary Scott Fineさんのお二人になっています。
この教材は、英会話の基本フレーズを覚えることで、実際の英会話に使えるだけでなく、その基本フレーズがその後の英会話の広がり(応用)につながっていくことがイメージされています。
また、「伝えたいこと」や「自分で言ってみたいこと」を増やしていくことで英会話を楽しく感じられるように工夫されていて、私たちが「日常の会話」で使っている表現がたくさん掲載されているのが特徴です。
「基本の78パターンで英会話フレーズ800」の内容
「基本の78パターンで英会話フレーズ800」は、以下の4つの章から構成されています。
- 「まずは話の糸口をつかむ!」会話のきっかけ17パターン
- 「一歩踏み込んで自己表現!」気持ちが伝わる21パターン
- 「かゆいところに手が届く!」言えると助かる21パターン
- 「こなれた会話もお手の物!」デキる大人の19パターン
実際の例文のページを一つご紹介します。1フレーズに対して、イメージ図と短い説明が左ページに、例文が右ページに、という構成になっています。
右側ページに掲載されているフレーズの音声は、専用ページから無料でダウンロードが可能です。
http://www.seitosha.co.jp/eigo/pattern.html
(注:一応「購入特典」っていうことになっているようですので、ダウンロードは自己責任でお願いします。)
「基本の78パターンで英会話フレーズ800」を使ってみた感想と効果
見ていただけるとお分かりいただけると思うのですが、1フレーズの説明や例文が多すぎず、非常に簡潔になっています。
これが78フレーズ分しかありませんので、私は1週間もかからないうちに全部のフレーズを勉強し終えました。
実は、仕事で海外出張があったため、取り急ぎ使えるフレーズをいくつか頭に詰め込んで行こうと思って、この本のお世話になりました。
まあ、コンセプトが「日常の会話」ですので、そのままビジネスに使えるわけではないのですが、それなりに活用できるフレーズが多いので役に立ったと感じています。
実際には、このような基本フレーズをマスターした後は「アウトプット」をすることで、そのフレーズが自分のものになり、英会話表現も広がっていくものなのだろうと感じています。
改めて、今後、しっかりとアウトプットする機会をどうやって作っていくべきかを考えている今日この頃です。
「瞬間英作文」を使ってみた感想と効果
「瞬間英作文」とは?
今日は「瞬間英作文」を実際に使ってみた僕の感想です。
僕が使用したのは、ベレ出版から発売されている森沢洋介さんの「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK付き)」になります。
下の写真は、僕が実際に買った「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK付き)」です。(近くの本屋さんで買いました。)
この本は、英会話ジャンルでベストセラーにもなった有名な本ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。(このブログを書いている時点でも、amazonの「英会話」カテゴリーで「ベストセラー1位」になっていますね。)
この本は、英会話において必要な「アウトプット」 の部分を徹底して鍛えることを目的にしています。
中学校で習った文法を使って、「日本語→英語」の英作文を短時間で行うことで、実際の会話に必要な瞬間的なアウトプットを鍛えていきます。
いわゆる「英会話フレーズ●●」と言ったような英会話フレーズを丸暗記するようなタイプの勉強法ではありません。
とにかく、中学生レベルの簡単な英語表現を繰り返し繰り返し日本語から英語にしていく作業をしていく形です。
「瞬間英作文」の内容
瞬間英作文の内容は、「中学1年レベル」「中学2年レベル」「中学3年レベル」の3段階に分かれていて、順序良く進めていけば徐々に文法的にレベルアップする構成になっています。
実際の目次は、こんな感じです。
それから実際の例文と付属のCD音声は、以下のYouTube動画を参考にしてください。
「どんどん話せる瞬間英作文トレーニング」実際の例文と付属CD音声
付属CDの音声を使って、日本語が読み上げられた後の1秒くらいの間に英作文を行うことで、瞬間的な英作文能力が鍛えられます。
「瞬間英作文」を使ってみた感想
僕が、瞬間英作文を使ってみた感想としては「これはいいな」と思いました。
というのも、実は、ほとんどの日本人が学校ではこのトレーニングをやってこなかったため、知っている知識や単語しか使われていなくても、英作文を行うことはとてもいいトレーニングになります。
1日に数十分やるだけでも、とても脳が疲れる感じがします。
おそらく日本人の英語勉強法は「インプット」に偏っているため、「アウトプット」に力点を置いた瞬間英作文は、英語や英会話をマスターするきっかけになる可能性があると思っています。
瞬間英作文の効果
実は、僕はまだこの教材を使って勉強中の身なので、「これでこんなにも英語力がアップしました!!」というようなご報告はできないのですが、日々、上達を感じられる教材の一つだと思っています。
「瞬間英作文と一緒に使ってみると効果的だな」と感じたのは、このブログでも以前に紹介させていただいた「一億人の英文法」という本です。
「一億人の英文法」を読んでから「瞬間英作文」をやると、頭の中が整理された状態(学生時代に学んだことを思い出した状態)でアウトプットの練習ができるような気がします。
そうすると、残った課題は「リスニング」になってきますね。
もう少し続けてみて、明らかな上達が感じられましたら、このブログでご報告させていただきますね。
「InterPals(インターパルズ)」を使ってみた感想と効果
「InterPals(インターパルズ)」とは?
今日は、いわゆる「英語の勉強」とは全く違う角度からの体験談になります。
ご紹介するのは「InterPals(インターパルズ)」というウェブサイトです。
InterPalsは、世界中の人々とpen pal(ペンフレンド、文通友達)になれるサイトで、男女問わず世界中のたくさんの方が登録しています。
登録は無料で、メールアドレスがあれば登録できますのでとても簡単です。
pen palになりたい人を探して、サイト内でメッセージを送ることができます。逆にメッセージが送られてくることもあります。
登録の際に使用言語や勉強中の言語などを登録するため、自分が勉強したい言語を話す方にピンポイントでメッセージを送ることができます。
「InterPals(インターパルズ)」の効果
メッセージを英語で送ることで、めちゃくちゃ英会話の勉強になります。
いわゆる「生きた(活きた?)英語」ってやつですね。
僕も、インターパルズでたくさんの方とメッセージのやりとりをさせてもらいました。
英語を日常的に使う人はメッセージのレスポンスも早いため、返信するのがとても大変です(><)
でも、それがすごく身になるんです。
やっぱり実際に困った時に学んだフレーズはすごく記憶に残りやすいんですよね。
僕は、メッセージを返信するたびにネットでフレーズを調べながら、やり取りをしていました。
分からない時には、正直に「What do you mean?」って聞いてましたし、いつも会話を始める前に「I’m a beginner of English.」(←このフレーズも合っているか怪しい・・・)とか宣言してましたね。
中には、LINEの交換した人なんかもいて、楽しかったですね。
最近はちょっとインターパルズはお休みしているのですが、また再開しようかな〜なんて考えている今日この頃です。
「一億人の英文法」を使ってみた感想と効果
「一億人の英文法」とは?
今日は、学生時代に習った英語からしばらく離れてしまって英文法の色々なことが??になってしまっている人にオススメの本をご紹介したいと思います。
東進ブックスから出版されている「一億人の英文法」という本、一応、参考書です。
大西泰斗さんとポール・マクベイさんの共著になっています。
この本は、中学校と高校で習った英文法を、ネイティブが持っているイメージを中心に解説しています。
他の参考書と大きく違うのは、できるだけ難しい用語は使わずに、実際に英会話で使えるような形で理解できるように解説してあるという点です。
「一億人の英文法」を使ってみた感想
僕は本を読むこと自体が苦手で、いわゆる参考書などは大学受験の際もほとんど読んだことがありませんでしたが、この「一億人の英文法」だけは最後まで読破できました。(「3日で読める」とおっしゃる方もいますが、僕は1ヶ月以上かかりました (TT) )
一度は習っているはずなのですが、随所に「へぇ〜」と思うところが多く、勘違いしていたことや知らなかったことが盛りだくさんでした。
なので、参考書というよりは読み物という感じで読み進められます。
そして、読み終わると「英語が分かった感」に浸れます(笑)
「一億人の英文法」の内容
中でも僕が特に参考になったのは前置詞の持つイメージについでです。
前置詞の選択って難しいですよね?
toなの?forなの?atなの?inなの?みたいなことが頻繁に起きるわけですが、この本を読むことでネイティブがなぜその前置詞を使っているのかがイメージで掴めるようになります。
「一億人の英文法」の効果
正直に言って、学校の教科書はこの本にした方が良いような気がしました。
僕としてはそれくらいオススメの本です。
「英会話に文法は必要ない」というご意見ももちろんたくさんあって、その意見も僕は決して否定はしないのですが、何を学ぶにもある程度の基礎知識は必要だと思いますので、この本に書いてあるくらいの基礎知識を身につけた上で色々なものにチャレンジしていくと良いのではないかと感じています。
この「一億人の英文法」をやった後に、「瞬間英作文」をやるのが僕としては一番のおススメです。
「スピードラーニング」を使ってみた感想と効果
「スピードラーニング」とは?
今日は、あの有名な「スピードラーニング」についてです。
皆さんも一度はCMなどで見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
「聞き流すだけの英会話教材」ですね。スピードラーニングだけではなく、様々な種類の「聞き流すだけの英会話教材」が発売されています。
このような教材に共通しているのは、いわゆる「勉強」をしなくても、何かをしながら聞き流すだけで、リスニング能力が向上したり、英語のフレーズが口から自然に出てくるようになるというものです。
スピードラーニングを使ってみた感想と効果
会社に勤める私としては、まとまった勉強時間を取ることが難しいため、聞き流すだけの教材はすごく魅力的に感じました。
私が使ったことがあるのは、エスプリライン社から出ているスピードラーニングではないのですが、同じように英語の後に日本語が流れてくるものでした。
私は、主に通勤中に「聞き流して」いました。
繰り返し繰り返し聞き流しました。
数か月は、聞き流しました。
ですが、私は聞き流すだけでは、ほとんど効果がありませんでした。
やはり、フレーズを覚えたり、リスニング能力を身に付けるためには、「聞き流す」だけではなく「しっかりと耳と集中力を傾けて」聞く必要があると感じました。
つまり、しっかりと「勉強する」という意識で取り組まなくてはいけない教材なのではないかと思うのです。
たとえば、「1時間しっかりと聞いた後に確認テストを行います」というような設定でしっかりと勉強するのであれば、かなり効果があるのではないかと思います。
でも、そうなると、それはもう「聞き流す」とは言えません。
ですので、「英語を勉強したくない」という人が、楽に英語を覚えようとして本当に「聞き流す」と、ほとんど効果が得られないと覚悟した方がいいと思います。
でも、これはあくまでも私の感想ですので、実際に聞き流すことで英語の能力が向上したという方がいらっしゃれば、ぜひコメントなどをもらえると嬉しいです。
「家出のドリッピー」を使ってみた感想と効果
「家出のドリッピー」とは?
Magic Listening(マジックリスニング)でリスニング能力が全く上がらず、英語耳の獲得に失敗した私が、次に挑戦したのが「家出のドリッピー」でした。
「家出のドリッピー」は、英語学習教材を多く手掛けているアカデミー出版から発売された物語(ストーリー)仕立てのリスニングCDで、初級コースから上級コースまである中の初級コースのリスニングCDです。
「家出のドリッピー」を使ってみた感想と効果
今はどうなのか良く分からないのですが、当時は朝日新聞などに全面広告が良く掲載されていました。
新品で買うと高いので、私はヤフーオークションで中古品を買って通勤時間などに聞いていました。
ドリッピーは初級コースなので、使われている英単語も中学生レベルで、ストーリーの読み上げもゆっくりなので、リスニングが苦手な私でも十分に理解できるレベルでした。
ただ・・・
すぐに飽きちゃったんです(ーー;)
私には、いわゆる「ながら勉強」的に聞けるほど英語力がないので、一応、一生懸命聞かないといけないレベルなんですよね。
でも、ストーリーは大人にはそこまでドキドキする内容ではないし・・・。
つまり、「英語力は中学生レベルだけど心は大人」という状態の私にとって、ちょうど中途半端な英語教材に挑戦してしまったというわけです。
なので、決してドリッピーをはじめとしたアカデミー出版さんの教材が悪いわけではないと思うんです。
ちなみに、初級から上級までは以下のようなレパートリーになっています。
- 初級:家出のドリッピー
- 初中級:コインの冒険
- 中級:追跡
- 上級:ゲームの達人
何だか中級の「追跡」とかは大人にも面白そうですよね。
「Magic Listening(マジックリスニング)」を使ってみた感想と効果
「Magic Listening(マジックリスニング)」とは?
今日は、Magic Listeningという英語のリスニングツールについてです。
僕が英語の勉強を始めて、最初に購入したのがこのMagic Listeningでした。
これが僕の挫折の黒歴史の始まりだったような気がします。
Magic Listeningは、英語の発音と同じ音域(周波数だったかな?)の音を繰り返し聴くことで、いわゆる「英語耳」に近づくことができて、その結果、英語のリスニング能力が向上して英語が聞き取れるようになるというものだったと思います。
中身は、クラシック音楽が入ったCDで、それを専用のヘッドフォンで聴くとさらに効果がアップするとのことでした。私は専用ヘッドフォンは買わず、他の物で代用していた気がします。
「Magic Listening(マジックリスニング)」を使ってみた感想と効果
数ヶ月試しましたが、結論から言うと、残念ながら私は全く英語が聞こえるようにはなりませんでした。
ただ、私はこの商品自体の悪口を言ったり、批判したいわけではありません。私には全くフィットしなかった、ということを言いたいだけです。
今も、似たようなコンセプトのCD付きの本を見かけることがありますが、この手のツールって効果あるんですかね?
もし「効果があったよ!」という方は是非コメントなどで教えていただけると嬉しいです。
何だかんだ言って私自身は、英語耳には憧れていますので、良い教材があれば試してみたいです!
東大受験のための英語の勉強法
今日は、僕の黒歴史の中でも唯一の成功と言える東大受験の時の英語の勉強法についてお話します。
当時、僕の勉強法は「ただひたすらに英単語を覚える」というとてもシンプルなものでした。
そして、机の上での勉強はほとんどせず、高校まで通っていた電車の中でとにかく英単語集を使って語彙力を増やすことだけに集中していました。その時に使っていたのは、旺文社のターゲット1900という英単語集です。
僕が東大受験をした当時も「Duo」とか「速読英単語」などのいわゆる「文章の中で英単語を覚える」系の英単語集は流行っていました。
ですが、僕の英語の勉強スタイルが「電車の中で覚える」というものだったため、文章の中で覚えるという回りくどさがフィットしなかった記憶があります。
長文読解やリスニングは、高校の授業中にやるくらいしか勉強しませんでしたので、特にリスニングは当時から大の苦手意識を持っていて、配点比率も低かったので、完全に捨てていました。
そんな偏った勉強法の私でしたが、英語はいつも得点源でした。
当時の私の思想は「英語は単語の意味さえ分かればなんとかなる」でした。
今の高校生の皆さんにはおススメしませんが、大学受験の英語なんてその程度(実際の生活では通用しないレベル)だと思います。(少なくとも当時の受験英語はそんなものだったと思います。)